楽天株で携帯代がゼロに、イオン株で映画にポップコーンがつく。まめ家の新人研修【第4話・個別株・優待編】

研修5日目です。今日は、ちょっと寄り道をします。

前回までで、この連載の本丸は終わりました。種銭を作って、口座を開いて、オルカンをクレカ積立で放置する。やることはこれだけです。

今日は、その「本筋」から少し外れた話をします。私が本筋とは別に、「遊び」で持っている個別株が2つあります。楽天グループと、イオンです。

桃鉄でいうと、大きな物件(オルカン)を確保したあとに、地元の小さいイベント物件をちょこちょこ拾う感覚に近いかもしれません。メインの収益源にはならないけど、持っているだけで日常がちょっと楽しくなる。そういう株です。

前回:第3話・積立編

目次

楽天株:100株で携帯代が実質ゼロに近づく

まず楽天グループ。これは、株主優待で「楽天モバイルの音声+30GB回線」が無料でもらえる株です。

仕組みはこうです。12月末時点で楽天グループの株を100株持っていると、翌年に申し込みをすれば、楽天モバイルの回線が6ヶ月無料で使えます。さらに6月末時点でも持ち続けていれば、追加で6ヶ月延長。合計で最長1年間、30GB+音声通話の回線がタダになります。

以前は「持っていれば自動で1年無料」だったのが、2026年から「6ヶ月+継続保有で延長」に変わりました。ただ、持ち続けるつもりなら実質同じなので、長期保有の人には影響ありません。

注意点はいくつかあります。この優待回線ではMNP(番号の持ち運び)ができないので、メイン回線ではなくサブ回線としての利用が基本です。通信費をさらに最適化する具体的な組み合わせ方は、固定費編(第5話)で詳しくやります。

100株の株価は2026年5月時点で約7.5万円。もちろん株なので値下がりするリスクはありますが、携帯代が年間数万円浮くと考えれば、長く持つほど回収できます。

正直に言うと、私がこの株を買ったきっかけは、携帯がタダになると知って即決でした。しかも株価が下がった時期に、妻の分の100株も追加で取得しています。こういう「下がったら嬉しい」と思える株は、精神的に楽です。

→ 第5話:固定費編(近日公開)

イオン株:買い物で3%戻る、映画でポップコーンがつく

もう1つはイオン。こちらは「オーナーズカード」という株主専用カードが届いて、日常の買い物がお得になる株です。

100株持つと、イオン系列の店(イオン、マックスバリュ等)での買い物額に対して、半期ごとに3%のキャッシュバックがもらえます。我が家の場合、年間で合わせて約1万円が戻ってきます。使った分の3%が黙って返ってくるので、妻が一番喜んでいます。

キャッシュバックをWAON POINTで受け取ればウエル活の原資になる →

それだけじゃありません。

イオンシネマで映画を観るときに、オーナーズカードを見せると優待料金になり、さらにポップコーンかドリンクが1つ無料でもらえます。子供と映画に行くたびに「タダのポップコーン」がつくのは、地味だけど確実に嬉しい。

イオンモールの中にある「イオンラウンジ」も使えます。買い物の合間にちょっと座ってお茶ができる休憩スペースで、100株なら月4回まで利用できます。子連れの休憩にはありがたい場所です。

桃鉄でいうと、毎年3月と8月の決算でキャッシュバックがもらえるのは、年末決算で物件収益が入る感覚に近いかもしれません。持っているだけで、半年ごとに「あ、入ってる」となる。この小さな実感が、投資を続けるモチベーションになります。

株価は2025年の分割(1→3)のあと、100株が約19万円で買えるようになりました。以前より手が出しやすくなっています。

イオン株を14年持ち続けた詳しい話は、別の記事に書いてあります。

イオン株を14年ガチホしている理由

あくまで「オルカンのあとの遊び」

ここで大事なことを。

この回で紹介したのは、あくまで本筋(オルカンの積立)のあとの「遊び」です。携帯代が浮いてうれしい、キャッシュバックでうれしい。でもそれは、資産形成の柱にはなりません。

柱はあくまで第3話でやったオルカンの積立です。全額をオルカンに回すのが理論上は最適だということは分かっています。でも、優待で日常がちょっと楽しくなると、投資そのものを続けるモチベーションが上がるんですよね。理論が100点でも、続けられなければ0点。だから私は「遊び」を少し残しています。

趣味で他にもいくつか優待株を持っていますが、初心者のうちはこの2銘柄くらいにしておくのが無理がないと思います。慣れてきたら、自分の生活で使うお店の株を探してみるのも面白い。それは自分のスタイルで自由にやってください。

ちなみに、妻は「投資」と聞くと身構えていたのが、イオンのキャッシュバックと映画の話をしてから、一気に理解を示してくれました。優待株は、パートナーに投資を理解してもらうための入口としても優秀です。

次回からは、攻めではなく「守り」の話に入ります。せっかく積み立てたお金を、放っておくと増え続ける固定費に削られないようにする。桃鉄でいう「貧乏神対策」です。

それでは、研修6日目で。

第5話:固定費編
第6話:節約・ポイ活編
第7話:保険料控除編

※この記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。株価・優待内容・制度は変更されることがあります。投資判断はご自身の責任でお願いします。


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