我が家は賃貸3LDK、築20年。
ここに住んで、スマートホーム化を進めて、気づいたら8年経っていた。前に住んでいた1LDKの頃から数えると、もう少し長い。
ここまで一度も、壁に穴を開けていない。
賃貸でスマートホーム化を考えている人に、これだけは伝えたい。
「貼る」か「置く」だけで、全部いける。
なぜ穴を開けないか
賃貸で穴を開けると、退去時に補修費を請求される可能性がある。穴の数や大きさで金額は変わるけど、ピンホール1個でも気になる人は気になる。
それ以上に、引越したときに「壁に開けた穴」は持っていけない。
スマートホームに使うお金は数万円〜十数万円。せっかくならその装備は、引越し先でも使い続けたい。
「貼る・置く」を原則にすると、
- 壁に穴を開けない
- 退去時の補修費がかからない
- 全部持って引越せる
- 次の家でも同じ環境を再現できる
この4つが同時に手に入る。賃貸であることが、むしろメリットになる。
スタートはアレクサとスマートロック
最初に買ったのはアレクサ(Echo)だった。これがもう10年以上前。
その少し後で導入したのが、SwitchBotロック。これは長女が生まれたタイミングで、「子供を抱っこした状態で鍵を開けるのが大変すぎる」というシンプルな理由で導入した。
これが、たぶん8年前。
妻の「買ってよかったものベスト3」に今でもランクインしている。私個人的にも、生活が変わった装備のトップに入る。
我が家の「貼る・置く」装備リスト
ここから具体例。我が家にあるスマートホーム装備を、設置方法ベースで分類する。
🚪 玄関・勝手口(貼る)
- SwitchBotロック(玄関):ドアの内側に両面テープで貼り付け。穴ゼロ
- SwitchBotキーパッド:ドア横の壁に貼り付け。子供たちは最近、鍵を持たずに暗証番号で帰宅している
- Sesami5(勝手口):同じく貼り付けのみ
- 間接照明:玄関に置くだけ。夜の自動点灯で防犯にもなる
私は子供の頃、いわゆる鍵っ子だった。よく鍵をなくしていた。
うちの子たちは、鍵を持っていない。暗証番号で帰宅する。これは8年前には考えられなかった暮らし方で、地味だけど、本当に便利。
📺 リビング・寝室・子供部屋(置く)
- Echo Show 5(リビング)
- Echo Dot ×2(寝室・子供部屋)
- SwitchBotハブ ×2(1階・2階に1台ずつ)
全部、棚に置くだけ。コンセントに挿すだけ。
子供たちはアレクサに何でも聞く。むしろ「それはアレクサわかんないでしょ」と思うようなことも平気で聞く。「アレクサ、明日学校ある?」とか。
唯一の「あるある」は、寝室のEcho Dotに向かって「アレクサ、エアコンつけて」と言うと寝室のエアコンがついて、リビングのエアコンはつかないこと。「リビングのエアコンつけて」と指示しないといけない。これも仕様としては正しいんだけど、子供は最初混乱する。
📷 カメラ系(貼る)
- Tapoカメラ(玄関):これだけ少し工夫が必要だった
玄関の天井にカメラを設置したかったけど、天井に穴は開けたくない。
我が家の解決策は、
- 四角い木の板を用意
- 木の板を両面テープで天井に貼る
- 木の板にネジでカメラを固定
これで天井にダメージなし、カメラはしっかり固定、退去時は木の板ごと剥がせばOK。

ちなみにこれの唯一の失敗は、電源コードが天井から壁にかけてダラっと出てしまったこと。見た目が悪いので、上からケーブルカバーを被せている。これは100均でも買える。
🛁 お風呂(指で押す)
- SwitchBotボタン(お風呂の操作スイッチ)
- SwitchBotリモコン(お風呂操作用)
お風呂のスイッチを物理的に押してくれる「指ロボット」。これも貼り付けタイプ。
リビングから「お風呂沸かして」とアレクサに頼むと、指ロボットが物理的にお風呂のスイッチを押してくれる。これは妻のお気に入り装備のひとつ。
検討したけど、やめたもの
スマートカーテンは検討してやめた。
代わりに、寝室の電気を朝に自動でつけるようにしている。「カーテンを自動で開ける」より「電気を自動でつける」ほうが、我が家の生活リズムには合っていた。
ここは家庭によって違うと思うので、「全部入れる」じゃなくて「必要なものだけ入れる」スタンスがいい。
賃貸スマートホーム、合計コストはこれくらい
全部足すと、8年で総額10万円くらいだと思う(正確には覚えていない)。
毎年1万円のサブスクを払っているような感覚だけど、
- 子供が鍵をなくす心配なし
- 玄関の防犯カメラで安心
- お風呂を遠隔で沸かせる
- アレクサで家中の家電を操作
これに1万円/年なら、たぶん安い。
しかも、引越しても全部持っていける。
まめ家ルール:賃貸スマートホームは「貼る・置く」だけで完結する
8年やってきての結論はこれ。
賃貸スマートホームは「貼る・置く」だけで完結する。穴は不要。
スマートホーム化を諦めている賃貸民が、たぶんけっこういる。「持ち家じゃないと無理でしょ」と思っている人。
そんなことはない。
むしろ賃貸民こそ、引越しても持っていけるスマートホーム装備を揃えておくと、引越し先でも同じ環境を即日再現できる。これは持ち家にはない強み。
「貼る」か「置く」か。
この2択で選んでいけば、賃貸スマートホーム化は誰でもできる。
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