ドアが開いたらTVがつき、Echoが叫ぶ。追加費用ゼロ・今あるSwitchBotロックだけで組んだ我が家の「留守番モード」

前回の記事で、我が家に空き巣が入った話を書きました。被害はゼロ。でも、守りを見直すと決めて、最後にこう書きました。

「これから、留守番モードを仕込む」と。

あれから実際に設定してみたところ、追加の機材を1つも買うことなく、手持ちの機器の「設定」だけで理想の仕組みを組むことができました。

できたこと、驚いた発見、そして具体的な仕組みを全部書きます。

目次

やりたかったのは「ドアが開いたら、家が反応する」こと

目指したのは、こういう仕組みです。

留守のあいだに誰かがドアを開ける(解錠される)。すると、スマホへの通知はもちろん、家の中で何かが起きる。テレビがつく、ライトが光る、アレクサが警告を喋る。「あ、人がいる」「マズい、見つかった」と侵入者に思わせて、その場で追い返す。

防犯カメラは「録画して証拠を残す」もの。留守番モードは「入ろうとした瞬間に追い返す」もの。役割が違います。

最初の勘違い:別売りのセンサーが必要だと思っていた

最初は「ドアが開いたこと」を検知するために、新しく「開閉センサー(約2,980円)」を買い足さなきゃいけないのかな、と思っていました。スマートホームの自動化って、どうしても「新しいデバイスの追加」が頭に浮かびがちです。

ところが、いざ設定を始めようとして、嬉しい発見が3つ連続で転がり込んできました。

3つの発見:手持ちの機器だけで、すべて繋がったザ

結論から言うと、1円も使わずにすべてのピースがガチッと噛み合いました。

  1. ロック自体に「開閉検知」が内蔵されていた
    • SwitchBotロックには設置時に貼りつける小さな磁石(マグネットパーツ)が付属していて、これがドアが物理的に開いたか閉じたかを検知するセンサーの役割を最初から兼ねていました。
  2. Alexaのトリガーに「解錠状態」がそのまま使えた
    • 「セキュリティの関係でロックの解錠はAlexaのトリガーに使えない」という古いネット情報を見かけて身構えていたのですが、実際に試してみたら、拍子抜けするほどシンプルに「玄関が解錠状態のとき」を定型アクションの条件に指定できました。
  3. 今あるデバイスだけで双方向の連携ができた
    • 「ドアが開く(解錠される)」という一瞬のイベントをトリガーにして、SwitchBotとAlexa、双方の強みを活かした防犯トラップを同時に仕掛けるルートが開通したのです。

わざわざ新しいセンサーを買わなくても、すでに手元にあったロックだけで十分でした。この発見を経て、我が家の留守番モードが一気に形になりました。

組んだ仕組み:ドアが開いたらTVがつき、Echoが喋る

最終的にできた留守番モードは、こうです。

留守中に玄関が「解錠」される、または「ドアが開いた」ことをロックが検知すると、一斉に以下の罠が発動します。

まず、Alexaの定型アクションが走り、家じゅうのEchoから大音量で「防犯システムが作動しました。録画を開始します」と音声アナウンスが流れ出します。

同時に、SwitchBot側の連動でハブから赤外線(IR)信号が飛び、リビングのテレビが爆音で点灯。さらに玄関のスマートライトも自動でONになります。

テレビはチューナーに合わせてあるので、つけばニュースか番組が流れます。爆音のテレビ、突然つくライト、そしてAlexaの警告音声。「あ、人がいる」と思わせるには十分すぎます。

これに加えて、玄関のTapoカメラは独立して動体検知アラーム(警告音+ライト+録画)を出しているので、侵入者はドアを開けた瞬間に、完全に音と光で包囲されることになります。

追加費用はゼロ。手持ちの機器だけで、ぜんぶ組めました。

大事な一工夫:夜だけ反応するようにした

このまま24時間動かすと、家族が普通に帰ってくるたびにテレビが爆音でつき、Echoに警告されます。子どもがドアを開けて大泣きする未来しか見えないので、自動化ルールに「有効時間帯」を設定しました。

基本的には深夜帯(家族全員が在宅し、寝静まっている時間帯)だけ発動するようにして、日中の通常の出入りでは反応しないようにしています。

外出時は「おでかけモード」として、アレクサに「いってきます」と声をかけると、ロックを施錠して、在宅偽装用のスケジュールライト(時間になったら自動で照明がつく)を有効にする定型アクションも組んでいます。こちらはAlexaの定型アクションで普通に設定できます。

クラウド録画も忘れずに

前回の空き巣では、カメラにスプレーをかけられてもSDカードに録画が残っていました。ただ、もしカメラ本体を丸ごと持ち去られていたらSDごと消えていたわけで、それは怖い。

なので今回、録画がカメラの外部(クラウド)にもリアルタイムで保存されるプラン(月数百円)を契約しました。「壊されても映像は残る」安心感には代えられません。

投資も防犯も「設定して忘れる」

振り返ると、留守番モードに必要だったのは大がかりな工事でも高い機材でもなく、「すでに持っているものの設定を、正しく組み合わせること」でした。

積立投資の「設定して忘れる」と、まったく同じ構図です。一度仕組みを組んだら、あとは勝手に動く。意志の力に頼らない。家の守りも、お金の守りも、仕組みに任せたほうが強い。

留守番モード、追加費用ゼロでできました。ネットの「できない」という情報に惑わされず、まずは自分で設定画面を触ってみるものですね。すっきり繋がったこの仕組み、これからの我が家の留守をしっかり守ってもらおうと思います。


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