「NISA貧乏」批判は半分正しい。15年積立で年間含み益500万を超えた3児パパが新社会人に伝えたいこと

直近1年で、年間の含み益増加額が、本業の年収500万円を超えました

15年前に「手数料モリモリの投資信託」に100万円を突っ込んだ若造が、ここまで来た話です。

3児パパ・1億目前のまめ社長です。

2026年5月、こんなニュースを読みました。

新入社員の19.4%が、初任給の使い道に『NISA投資』を挙げた
(ジェイック社、新入社員247名対象調査・4月実施)

5人に1人が初任給から投資を始める時代。
一方で、片山さつき財務相は「NISA貧乏」を警鐘。
生活費まで投資に回す若者が増えている、という懸念です。

私はこの議論を読んで、率直に思いました。

投資ブームは素晴らしい。ただし、「NISA貧乏」批判は半分正しい

15年前に投資の世界に入った時、私はまさに「初心者の典型的な失敗」をしました。
その経験から見える、新社会人が本当にやるべきことを、全部書きます。

目次

この記事でわかること

  • 新卒2割がNISA投資する時代のリアル
  • 15年積立した3児パパの「最初の100万」が手数料モリモリ投信だった話
  • 年間含み益500万円超のリアル数字
  • 「NISA貧乏」批判が半分正しい理由
  • 新社会人が本当にやるべき投資の5ステップ
  • 投資以外で「20代に絶対やるべき」こと

結論:投資は始めるべき、ただし「メリハリ」が命

最初に結論を出します。

観点内容
新卒2割の投資デビュー◎ 素晴らしい時代の変化
「NISA貧乏」批判◯ 半分正しい(生活費まで削るのは違う)
やるべき少額からでも始める、複利を味方に
やってはいけない知らないものに投資、ゼロサム取引、FOMO
バランス節約ハック × 投資 × 自己投資 × 体験の4つ

投資は素晴らしい、でも投資だけでは人生は豊かにならない」。
これが、15年やってきた本音です。


私の15年積立リアル:最初の失敗から始まった

始まりは「銀行員に誘われた100万円」

社会人になった頃、初任給は 額面18万円程度
正直、積立投資なんて知りませんでした。

ある日、銀行の友達に誘われて、なけなしの貯金100万円を投資信託に入れました。
今思うと、手数料モリモリの「販売手数料3%+信託報酬2%」の典型的なダメ商品。

当時の認識内容
信託報酬とは知らない
インデックスとアクティブの違い知らない
銀行員のおすすめ=良いもの信じてた
100万円という金額当時としては大金

でも、運良く増えた

ここで人生が変わりました。

たまたま市場が良いタイミング」だったので、その手数料モリモリ投信でも、プラスになったのです。

結果内容
金額数十万円のプラス
気づいた事実お金がお金を生むことを実感
次にやったこと猛勉強

投資の面白さに気付く」のはこの瞬間でした。
そして、勉強を始めて、インデックス投資の存在を知ることに。

そこから15年、淡々と積立

フェーズやったこと
1〜3年目インデックス投信を月数万円ずつ積立
3〜10年目結婚後、夫婦で積立額を増額
10〜13年目新NISA前夜、上限まで埋める準備
13〜15年目新NISAで夫婦で年720万円積立

💡 我が家の楽天証券15年使った本音は「【楽天証券レビュー】15年使った3児パパの本音」で。


直近の現実:年間含み益が「本業年収」を超えた

ここが今回のニュースで一番伝えたいこと。

我が家の現状(2026年5月時点)

項目金額
総資産約9,700万円
うち含み益約3,000万円
本業年収(夫)約500万円
直近1年の含み益増加額500万円超

つまり、本業で稼ぐ年収と、含み益の年間増加額が同じレベルになっています。

何が起きているか

観点内容
元本15年かけて積み上げ
複利の効果元本が大きくなるほど含み益も加速
直近の株高後押し要因

15年前に「100万円の手数料モリモリ投信」を買った若造が、15年後には労働所得と同じ規模の含み益を毎年生んでいます。

これが、若いうちから投資を始める 本当の価値 です。

💡 12年で400万→9000万になった全記録は「12年で資産400万→9,000万になった記録」で。


「NISA貧乏」批判が半分正しい理由

ここで、片山財務相の懸念にも触れます。

調査では、若者が投資する一方で、「スキルアップなど自己投資」が4ポイント減少したことが指摘されています。

これに対して、私は「半分正しい」と思います。

NISA貧乏になりやすい人の特徴

特徴内容
節約ハックを楽しめていない不満を抱えながら投資
投資以外何もできていない視野が狭い
生活費を削って投資本末転倒
FOMOに振り回される「やらなきゃ」焦り

本当にやるべきは「メリハリ」

削るべき使うべき
固定費(保険・通信・電気)旅行・経験
見栄消費(高い時計・ブランド服)自己投資(本・資格・人脈)
衝動買い大切な人との時間
マイナスサム取引(ギャンブル・FX)プラスサムのインデックス投資

「節約ハックを楽しむ」と「投資する」と「旅行に金を使う」
この3つを両立できる人は、絶対に「NISA貧乏」になりません。

💡 旅行に金を使う理由は「東京で年収700万より、地方で年収500万のほうが豊かだった話」のDie with Zeroの章で。


それでも投資を始めるべき4つの理由

「NISA貧乏」リスクを認めつつ、それでも若いうちから投資すべき理由。

理由①:複利の効果は時間が最強の味方

開始年齢月3万円積立・5%運用
22歳から60歳まで(38年)約4,200万円
30歳から60歳まで(30年)約2,500万円
40歳から60歳まで(20年)約1,230万円

早い人ほど勝つ。これは数学的事実。

理由②:投資環境が劇的に良くなった

15年前
手数料モリモリ投信信託報酬0.1%台
銀行員のすすめが主自分でネット証券で選べる
情報が乏しいYouTube・ブログ・X で勉強し放題
クレカ投資なしクレカ積立でポイント還元

15年前の私は本当に不利でした。今の若者はラッキーすぎる。

理由③:物価高で「現金リスク」が高まっている

物価が上がり続ける時代、預金だけでは資産が目減りする現実。
「投資しない」というリスクを取っている時代です。

理由④:金融経済教育が義務化された世代

学校で金融を学んだ世代は、「投資はギャンブル」という偏見がない
これは20年前と全く違う、健全な変化です。


新社会人への5ステップ・ロードマップ

ここからが具体提言です。

Step 1:節約の癖をつける(最初の3ヶ月)

やること内容
固定費を徹底見直し通信・保険・電気
家計の流れを把握月の収支を感覚で覚える
ポイント還元最大化クレカ選び

まず「貯まる体質」を作る。投資はその後。

Step 2:ポイント投資から始める

商品内容
楽天ポイント投資楽天証券で投信買える
dポイント投資SBI証券
Pontaポイント投資au系

現金を使わず、ポイントで投資の感覚を覚える
これが最も安全な「投資デビュー」。

Step 3:クレカ積立で少額スタート

証券会社還元率月上限
楽天証券0.5〜1.0%10万円
SBI証券0.5〜1.0%10万円
マネックス証券1.1%10万円

月5,000円〜3万円でも十分
無理せず、生活を圧迫しない範囲で始める。

Step 4:インデックスファンド一択で

商品例内容
eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)世界中の株
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)米国の主要500社

「迷ったらオルカン」「迷ったらS&P500」で十分。

💡 NISAとiDeCoの使い分けは「【2026年改正対応】NISA vs iDeCo」で。

Step 5:自分の進路を考える時間も確保

ここが最重要。

やるべき自己投資内容
海外旅行視野を広げる経験
読書月3冊は最低
資格・スキル習得仕事に直結
結婚を視野に入れた人間関係これは大きい
将来やりたいことの言語化進路選択

20代の自己投資は、20代しかできない
投資にすべて回すと、これらを取り戻せなくなります。


やってはいけない3つの罠

15年経験者として、新社会人へ警告です。

罠①:知らないものに投資する

ダメな例内容
銀行員のすすめ手数料モリモリ商品の可能性
Xで話題の銘柄FOMO投資
YouTuberの推奨アフィリエイト目的の可能性

「自分で説明できないもの」に投資しないこと

罠②:ゼロサム・マイナスサム取引に手を出す

取引性質
FXゼロサム(誰かが勝てば誰かが負ける)
短期売買手数料分マイナスサム
ギャンブルマイナスサム
仮想通貨の短期売買投機

プラスサムのインデックス投資だけが、長期で勝てる選択肢。

罠③:FOMO(Fear Of Missing Out)に振り回される

FOMOパターン
Xで「○○で儲けた」を見て焦る一括投資に走る
「やらないと損する」と煽られる借金して投資
「下がり始めた、売らなきゃ」狼狽売り
「今が買い時」タイミング売買

淡々と積立する人だけが勝つ。これは15年の真実。


我が家の例:夫は早期投資、妻は節約貯金派からの変化

参考までに、夫婦のリアル。

項目
結婚前のタイプ投資に手を出した節約貯金一筋
結婚後の変化引き続き積立インデックス投資を淡々と
現在夫婦で年720万NISA満額妻名義も同様に運用

節約貯金タイプの妻でも、結婚後にインデックス投資に納得して、淡々と積み立てています。

節約 × 投資」の組み合わせは最強です。
どちらか片方ではなく、両方やる人が勝つ。

💡 夫婦の家計共有の詳細は「【共働き夫婦の47%が互いの資産を知らない】3児パパが14年続ける「家計簿ゼロ・四半期報告だけ」夫婦経営」で。


まとめ:新社会人へ、15年経験者からのメッセージ

結論
新卒2割のNISA投資ブームは、時代の正しい変化
「NISA貧乏」批判は半分正しい(生活費削減はNG)
投資の前に「節約の癖」をつける
ポイント投資→クレカ積立→インデックスファンドで段階的に
投資と並行して、自己投資・体験にもメリハリ
やってはいけない:知らないもの・ゼロサム・FOMO
「節約 × 投資 × 自己投資 × 体験」の4本柱でメリハリを

15年前、手数料モリモリ投信に100万円を入れた若造でしたが、運良く投資の面白さに気づき、勉強して、淡々と積立を続けてきました。

今、年間含み益が本業年収を超える地点にいます。
でも、これは決して「投資にすべてを賭けたから」ではありません。

節約ハックを楽しみ、旅行に金を使い、家族との時間を大切にしながら、淡々と積み立ててきた結果です。

新社会人のみなさんへ。

投資は素晴らしい。 でも投資だけでは、人生は豊かにならない。

NISA貧乏」にならないよう、メリハリをつけて、長い人生を楽しんでください。
20代の経験・出会い・思い出は、後から取り戻せません。

複利の力を味方につけながら、人生も豊かにする。
それが、15年積立してきた3児パパからの、本気のアドバイスです。


この記事のきっかけ

この記事は、2026年5月のニュース「新入社員の2割が初任給を投資に。片山さつき財務相も「NISA貧乏」懸念」(ジェイック社調査・247名対象)を読んで、15年積立してきた自分の経験と重ねて書いたものです。

「投資ブームは正しい変化、でも投資だけにのめり込むのはもったいない」という、経験者だからこそ言える本音をまとめました。


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