キオクシア株、IPO価格1,455円が 1.5年で4万円超。
ざっくり 25〜30倍。こういうニュースを見ると、つい思うわけです。
「あの時、買っておけば…」
3児パパ・1億目前のまめ社長です。
2026年5月、キオクシアの株価が大暴れしています。
2024年12月にIPOした時の公募価格は1,455円。それが2026年5月には4万円台を突破。
しかも、このキオクシアは、かつての東芝メモリ事業。
不正会計で消えていく東芝の中から、AIブームに乗って復活した「不死鳥」のような会社です。
息抜き記事として、今回は完全に妄想シミュレーション。
「あの時、東芝の底値で拾っていたら?」
「キオクシアIPOで全力買いしていたら?」
3児パパの宝くじ株ロマンを、電卓で振り返ります。
最後は、しっかり現実に戻るので安心してください。
この記事でわかること
- 東芝→キオクシアの「不死鳥」物語
- 2017年の東芝154円で拾っていたら、いくらになったか
- キオクシアIPOで100万円買っていたら、いくらになったか
- 我が家の「宝くじ枠」のリアル(中外鉱業・KLAB・ライザップ等)
- それでも個別株を本気で買わない3つの理由
まずおさらい:東芝→キオクシアの物語
簡単な歴史だけ整理します。
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 2015年 | 東芝不正会計問題が発覚。株価が暴落開始 |
| 2017年 | 米原発子会社(ウェスチングハウス)が破綻。株価が154円台まで下落 |
| 2018年 | 株式併合(10株→1株)で「価格を見た目調整」 |
| 2018年 | 東芝メモリが独立、後に「キオクシア」へ |
| 2019年 | 社名を「キオクシア」に変更 |
| 2023年12月 | 東芝がTOB価格4,620円で上場廃止 |
| 2024年12月 | キオクシアが東証プライムにIPO(公募価格1,455円) |
| 2026年5月 | キオクシア株価、4万円超へ急騰 |
「東芝の中身」が、「キオクシア」として独立して、その後に大爆発した格好です。
もしも検証①:2017年の東芝底値で100万円買っていたら
シミュレーションの前提
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 購入時期 | 2017年(WH破綻ショック・底値圏) |
| 購入価格 | 約154円(株式併合前) |
| 投資額 | 100万円 |
| 保有期間 | 約6年 |
| 売却 | 2023年TOB 4,620円(株式併合後の価格) |
結果
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 投資額 | 100万円 |
| TOB売却額 | 約300万円 |
| リターン | 約3倍 |
| 年率換算 | 約20% |
うーん、想像してたよりは地味。
6年で3倍は悪くないリターンですが、「人生変わる」レベルではない。
しかも、これは「底値で買って、暴落の真っ最中も握り続けた」場合の話。
普通の人は、もっと早く損切りしているか、そもそも怖くて買えていません。
もしも検証②:キオクシアIPOで100万円買っていたら
シミュレーションの前提
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 購入時期 | 2024年12月(IPO初値) |
| 購入価格 | 約1,440円(初値・公募割れ時) |
| 投資額 | 100万円 |
| 保有期間 | 約1年半 |
| 現在価格 | 約4万円台(2026年5月) |
結果
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 投資額 | 100万円 |
| 現在の評価額 | 約2,800万円 |
| リターン | 約28倍 |
| 年率換算 | 異常値(短期だから) |
100万円が2,800万円。
これが噂のテンバガー(10倍株)を遥かに超えた、25倍超のリターンです。
「たった1.5年で」というところが恐ろしいところ。
でも、こんなこと普通の人にはできない
ここで一旦冷静になります。
「もし買ってたら2,800万円」の世界は、結果論で見ている景色です。
IPO当時、キオクシアはどう見られていたか
| 項目 | 状況 |
|---|---|
| メモリ市況 | 不透明・不安視されていた |
| 大株主 | 売り出し規模が大きく警戒感 |
| 初値 | 公募割れスタート(1,440円) |
| 世間の評判 | 「微妙な銘柄」「触らない方がいい」 |
つまり、IPO時に「これは買いだ!」と確信を持って参戦できた人は、ほぼいなかった。
後から振り返るからこそ「あの時買えば…」と言えるだけです。
過去30年の「あの時買えば」一覧
| 銘柄 | 「あの時」 | 倍率 |
|---|---|---|
| ファーストリテイリング | 2000年頃 | 約100倍超 |
| ニトリ | 上場初期 | 約100倍 |
| 日本電産 | 2000年頃 | 約50倍 |
| ソニー | コロナ後 | 約4〜5倍 |
| NVIDIA | 2015年頃 | 約100倍 |
| キオクシア | 2024年12月 | 約28倍 |
これ、全部「当時は怖くて買えない、または興味がなかった」銘柄。
過去のチャートを見ると簡単に見えるだけです。
我が家のリアル:宝くじ枠は持っている
正直に書きます。
私も完全なインデックス投資家ではありません。
遊び枠5%として、個別株を持っています。
我が家の宝くじ枠(一部公開)
| 銘柄 | 立ち位置 |
|---|---|
| NVIDIA | 早めに買って約10倍に成長。ガチホ中 |
| NTT | インフラ枠。ディフェンシブな遊び |
| 中外鉱業 | 値動きの激しい材料株 |
| KLAB | 一発逆転狙いのゲーム株 |
| ライザップ | 暴騰暴落の常連。ロマン枠 |
| 米国低位株 | 配当金で買い増す宝くじ |
運用ルール
| ルール | 内容 |
|---|---|
| メインの95%は | オルカン中心のインデックス |
| 遊び枠5%は | 上記の個別株で「ロマン」を楽しむ |
| 売り買いタイミング | 基本ほったらかし |
| 損切りライン | 「消えても死なない」金額しか入れない |
NVIDIAでは10倍を取りましたが、他の銘柄では含み損も普通にあります。
「全部当たる」なんてことはないので。
それでも個別株を本気で買わない3つの理由
「遊び枠5%」に留めている理由を、最後に書きます。
理由①:当たりは結果論、外れは確率論
「もし買っていたら」は、当たった銘柄しか語られません。
| 当たった銘柄 | 外れた銘柄 |
|---|---|
| キオクシア(25倍) | 多数の倒産・上場廃止株 |
| NVIDIA(100倍) | 元グロース株の99%下落組 |
| ファーストリテイリング | 「期待された」がコケた銘柄群 |
語られるのは勝者の物語だけ。
背後に何百倍もの「ハズレ」があることを、忘れがちです。
理由②:時間と精神力を奪われる
個別株を本気でやろうとすると、
- 決算チェック
- ニュース監視
- チャート分析
- 業界動向把握
毎日数時間が消える生活になります。
3児育児・1億目前のサラリーマンとして、そこに使う時間は家族と過ごす方が幸せだと判断しました。
理由③:オルカン1本で「ほぼ勝てる」から
過去30年の歴史を見ると、
| 戦略 | 30年後の結果 |
|---|---|
| オルカン or S&P500を積立 | 99%の確率で勝てる |
| 個別株で勝負 | 当たれば爆益、外れれば資産崩壊 |
「ほぼ確実な勝ち」と「ロマンと破滅の両極端」。
家族を背負う身としては、前者を選ぶのが合理的です。
💡 我が家のインデックス投資の詳細は「【桃鉄で解説】新NISAは年始一括が正解の理由」と「【楽天証券レビュー】15年使った3児パパの本音」で書いています。
まとめ:ロマンは5%まで、本丸はオルカン
| 結論 |
|---|
| キオクシアは1.5年で25倍。たしかにロマンはある |
| でも「あの時買っていれば」は結果論 |
| 我が家は遊び枠5%で個別株のロマンを楽しむ |
| 残り95%はオルカンで「ほぼ確実な勝ち」を取る |
私自身、東芝もキオクシアも見送って、今でも少し後悔しています。
でも、その後悔も含めて、「自分はインデックス投資家」だと再確認できる出来事でした。
「宝くじ株は、買えなくて当然」
「でも、もし買えていたら祝杯を上げる」
これくらいの距離感で、遊び枠とインデックスの両輪を回していこうと思います。

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