共働き夫婦の 47% が、お互いの資産を知らない。
一方、我が家は結婚式のタイミングで全部見せ合って、14年経ちます。
3児パパ・1億目前のまめ社長です。
2026年5月18日、日経新聞でこんな調査結果が報じられました。
「人材紹介サービスを手がけるHajimari(ハジマリ)が共働き夫婦500人を対象に実施した調査によると、互いの資産状況について『知らない』とした人は47%だった」
ほぼ 2人に1人が、配偶者の資産を知らない。
これは想像以上に大きな数字でした。
一方、我が家は結婚式を挙げるタイミングで家計を合体させ、それから14年。
3ヶ月に1度、私が家族の総資産を妻に全公開するスタイルを続けています。
この記事では、47%の「知らない」側にいる方へ、我が家のリアルな共同管理のやり方を全公開します。
「家計簿アプリで全部記録?」いいえ、もう家計簿時代は終わりました。
この記事でわかること
- 共働き夫婦の47%が互いの資産を知らない衝撃データの中身
- なぜ「知らない」が起きるのか
- 我が家のスタート地点(結婚式の日から)
- 14年続けてきた「ゆるい透明性」のやり方
- 「家計簿アプリ卒業」した経緯
- 子供も交えた我が家のお金談義
結論:透明性は、夫婦の最強の燃料
最初に結論を出します。
| 観点 | 内容 |
|---|---|
| 47%が知らない理由 | きっかけがない・恥ずかしい・揉めるのが怖い |
| でも本当はみんな知りたい | 将来不安があるから |
| 透明化のメリット | 揉めない・貯まる・安心できる |
| 我が家の方法 | 結婚式タイミングで合体・四半期報告・家計簿なし |
| ゴール | 透明性は「監視」じゃなく「信頼の燃料」 |
「お互いの資産を知ること」が、共働き夫婦の最強の武器になります。
日経調査の中身を読み解く
まず、調査の数字を整理します。
衝撃データ①:47%が互いの資産を知らない
| 項目 | 割合 |
|---|---|
| 互いの資産を知らない | 47% |
| 夫婦間でお金の話ができていない | 37% |
| お金の使い方でけんかの経験あり | 49% |
ほぼ半数の夫婦が、お互いの財布の中身を知らないまま結婚生活を送っている。
衝撃データ②:「秘密の買い物」をしている
| 項目 | 割合 |
|---|---|
| 直近1年で3万円以上の秘密の買い物がある | 39% |
| 50万円以上の秘密の買い物がある | 5% |
5%の夫婦は、50万円以上を黙って使っている。
これは結婚の信頼関係としては結構ヤバい数字です。
衝撃データ③:けんかの原因
| 原因 | 割合 |
|---|---|
| 将来への備えができていない | 39% |
| 極端な節約 | 18% |
| 浪費 | 17% |
| お小遣いの少なさ | 10% |
| 負担割合が不公平 | 10% |
「将来への備え不足」が原因のけんかが最多。
→ ほぼ「透明化されていないこと」が原因です。
なぜ47%もいるのか
「お互いの資産を知らない」夫婦が47%もいる理由を整理します。
| 理由 | 内容 |
|---|---|
| ① 切り出すきっかけがない | タイミング待ち |
| ② 恥ずかしい・気まずい | 貯金が少ないと特に |
| ③ 揉めるのが怖い | 「使いすぎ」「貯めなさすぎ」と言われたくない |
| ④ 「自分のお金」感覚 | 個人プレイ志向 |
| ⑤ 過去のトラウマ | 親世代のけんかを見てきた |
| ⑥ 単純に習慣がない | 話す機会がない |
どれも自然な感情です。
だからこそ、最初の一歩が難しい。
💡 共働きで家計が貯まらない理由は「共働きで「お金が貯まらない」原因は財布別々」で詳しく書きました。
我が家のスタート:結婚式の日が「家計合体」記念日
ここから我が家のリアルな話に入ります。
きっかけは「結婚式」
我が家は、結婚式を挙げるタイミングで家計を合体しました。
なぜ「結婚式」だったかというと、
| 理由 | 内容 |
|---|---|
| 大きな出費の塊だった | 数百万単位 |
| 「これから始まる」感があった | 区切りとして自然 |
| お互いに少しでも貯金があった | スタート資金が見える |
| 「夫婦」になる意識が芽生えた | 個から二人へ |
このタイミングを逃さなかったのが、14年経った今、本当によかったと思います。
妻と「お金の価値観」が最初から合っていた
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 投資への姿勢 | 妻:半信半疑→徐々に納得 |
| 浪費の傾向 | 二人とも物欲が薄い |
| 教育費への意識 | 妻は心配性で「貯めたい派」 |
| 老後への意識 | 二人とも「早めに備えたい派」 |
価値観が合うことが、透明化の最強の前提です。
合わない場合は、まず価値観を合わせる対話から始める必要があります。
14年続けてきた「ゆるい透明性」の正体
我が家の家計管理は、世間でイメージされる「厳密な家計簿管理」ではありません。
むしろ 真逆 です。
我が家の3つのルール
| ルール | 内容 |
|---|---|
| ① 家計簿はつけない | 細かい記録は不要 |
| ② 3ヶ月に1度、総資産レポート | 私が集計、妻に共有 |
| ③ 1万円以上の出費は一応伺いを立てる | サブルール |
これだけです。
「家計簿時代は終わった」
私たちは結婚当初、家計簿アプリも試しました。
マネーフォワード、Zaim、レシート撮影…いろいろ試して気づいたのは、
継続できない
ということ。
そして、ある時から 「家計簿をつけなくても、家計感覚が育つ」 ことに気付きました。
| 段階 | 状況 |
|---|---|
| 結婚1〜3年目 | 家計簿で記録(学習期間) |
| 結婚3〜5年目 | 何にどれくらい使うか感覚的に分かる |
| 結婚5年目以降 | 家計簿卒業、感覚と四半期確認だけ |
家計簿は「家計感覚を身につけるための一時的なツール」。
身についたら、卒業していい。
四半期報告の中身
3ヶ月に1度、私が以下をExcelにまとめて妻に共有します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 妻名義の資産 | 預金・NISA・iDeCo・株式 |
| 夫名義の資産 | 同上 |
| 夫婦合計の資産 | 総額 |
| 前回からの増減 | 3ヶ月で何万円増えたか |
| 投資の損益状況 | プラスマイナス |
| 児童手当・家族手当の運用状況 | 子供向けの貯蓄 |
シンプルなExcel1枚。
これを妻に渡すだけで、家計は完全に透明化されています。
💡 我が家の夫婦経営の全体像は「夫婦は「共同経営」だ:3児パパが実践する円満夫婦の5つの仕組み」で。
子供も交えた「我が家のお金談義」
ここが、我が家の独自すぎる文化です。
毎日、お金の話をしている
「お金の話は子供にしない」という家庭が多いですが、我が家は逆。
| シーン | 例 |
|---|---|
| 朝食時 | 「これメルカリで売れるかな」 |
| 買い物中 | 「これ高いね、本当に必要?」 |
| 食卓で | 「今月のNISA積立はどう?」 |
| 旅行計画 | 「これ削っても楽しめる?」 |
| 桃鉄プレイ中 | 「複利ってこういうことだよ」 |
→ 子供たちが「お金は隠すものじゃない」と知って育つ。
長女(小4)はすでに、お小遣いを自分で管理して「投資ごっこ」を始めています。
💡 子供への投資教育は「2027年こどもNISA徹底活用法」で詳しく。
妻の「半信半疑」が「安心」に変わるまで
ここはリアルな話。
結婚当初
| 妻の感覚 | 内容 |
|---|---|
| 投資への姿勢 | 「お金が増えるって本当?」 |
| リスクへの不安 | 「下がったらどうするの?」 |
| 教育費への心配 | 「3人も大学行かせられる?」 |
| 老後への漠然とした不安 | 「年金もらえるの?」 |
最初は、投資の話をすると 顔が曇る タイプでした。
14年経った今
| 妻の感覚 | 内容 |
|---|---|
| 投資への姿勢 | 「淡々と積み立てればいいんでしょ」 |
| リスクへの不安 | 「長期で見れば大丈夫」(理解済み) |
| 教育費への心配 | 「児童手当で十分」(数字で安心) |
| 老後への漠然とした不安 | 「iDeCoで備えてるから大丈夫」 |
そして、妻名義でもNISAとiDeCoを淡々と積み立てています。
本人は投資にそこまで興味がなくても、「夫が言うなら大丈夫」と任せてくれる関係。
これは、透明性の積み重ね14年でしか作れない信頼関係です。
💡 NISAとiDeCoの戦略は「【2026年改正対応】NISA vs iDeCo」で。
47%から脱出する3ステップ
「自分も47%側だ」と思った方へ、具体的な脱出方法。
Step 1:自分が先に「全部見せる」
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| いきなり「見せて」と言わない | 警戒される |
| まず自分の資産を全部紙orエクセルで作る | 透明化の準備 |
| 「これ、見てくれる?」と渡す | 主導権を相手に |
Step 2:「ライフイベント」を理由にする
| イベント | 切り出し方 |
|---|---|
| 結婚式 | 「式の費用が見えるから、ついでに全体も」 |
| 子供誕生前 | 「教育費考えると、見ておきたくて」 |
| マイホーム検討 | 「住宅ローン審査で必要だから」 |
| 妻の育休前 | 「収入が変わるから、二人で確認したい」 |
→ イベントは口実、本当の目的は「透明化のスタート」。
Step 3:四半期に1度、軽く共有
| やること | 頻度 |
|---|---|
| Excelに資産まとめる | 3ヶ月に1度 |
| 妻に渡して話す | 5分でOK |
| 増減を一緒に確認 | 数字を見るだけ |
毎日家計簿をつける必要はゼロ。
四半期に1度、5分の共有で十分。
「秘密の買い物」をなくす我が家のサブルール
39%の人が「3万円以上の秘密の買い物がある」と回答した調査結果。
我が家にも、買い物の自由は当然あります。
我が家の1万円ルール
| 金額 | 対応 |
|---|---|
| 1万円未満 | 自由(伺い不要) |
| 1万円〜3万円 | 「これ買おうと思うけど」と一言 |
| 3万円以上 | 「相談」のレベル |
| 5万円以上 | 二人で決める |
1万円ルールを作っただけで、「秘密の買い物」はほぼゼロに。
そして、二人とも物欲がそこまで強くないので、衝突もありません。
「伺いを立てる」が「監視」にならない理由
| 観点 | 内容 |
|---|---|
| 目的 | 確認、ではなく 共有 |
| 反対される? | ほぼされない(お互い理解あり) |
| 「無駄遣い」扱い? | されない(信頼ベース) |
| 自由はある? | ある(1万円までは自由) |
「監視」じゃなく「共有」だから、息苦しくありません。
まとめ:「47%の知らない」を「みんなで知る」へ
| 結論 |
|---|
| 共働き夫婦の47%が互いの資産を知らない |
| でも「知らない」は、未来のけんか・貯まらない・不安の原因 |
| 透明化のスタートは「自分から先に全部見せる」 |
| 家計簿は卒業して感覚+四半期報告でOK |
| 1万円ルールで「秘密の買い物」をゼロに |
| 透明性は監視ではなく、信頼の燃料 |
我が家は、結婚式の日から14年。
家計簿ゼロ・四半期報告だけの運用で、3児育てながら1億目前まで来ました。
複雑な仕組みは要りません。
「お互いの資産を知る」だけで、夫婦の未来は劇的に変わります。
47%から、48%、49%、いつか80%、90%へ。
我が家のやり方が、誰かの一歩のヒントになれば嬉しいです。
この記事のきっかけ
この記事は、2026年5月18日付の日本経済新聞「共働き夫婦、互いの資産『知らない』が47% 民間調査」(Hajimari社が共働き500人を対象に実施した調査結果)を読んで、我が家の14年の経験と重ねて書いたものです。
調査結果の詳細は元記事をご参照ください。
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